育休コミュニティMIRAISコラボ 
【助産師監修】自然卒乳オンラインセミナー開催

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お知らせ

【助産師監修】「卒乳を目指すためにできること」

はじめに

2022年12月14日(水)、 EDISONmama(エジソンママ)×育休コミュニティMIRAISコラボで、【助産師監修】自然卒乳セミナーをオンラインで開催しました。

育休コミュニティMIRAISとは・・・
「有意義な育休を過ごす」という想いで2018年に設立され、これまでに延べ800人以上の方が参加しているオンラインコミュニティです。参加メンバーは全国各地から海外まで。
キャリアや子育てなどの考察を深める読書会、外部講師を迎えての勉強会やオンライン交流会など、育休を自己実現の積極的な機会とするための活動を行っています。

育児コミュニティMIRAIS 育休から、はじめよう。

 

今回の『卒乳セミナー』実施にあたり、“職場復帰に合わせて断乳した方が良いのか“ “乳腺炎などトラブルが心配” “スムーズに進めるコツは?” “子どものメンタルや免疫など考えるともう少し授乳を続けたい”と沢山の声がきかれ、関心の高さが伝わってきました。

また、セミナーの内容はさら助産院の直井院長に監修いただき、セミナーの最後には先生に直接質問できる時間帯もある、ということで参加率が非常に高いイベントとなりました。

セミナーの内容を少しご紹介します。

断乳と卒乳の違いって?

そもそも、断乳と卒乳の違いってなんなのでしょうか。簡単にいえば、断乳はママの意思や計画でやめること、卒乳は子どもの意思で自然と母乳を飲まなくなっていくことといえます。
どちらが良い、悪いということはありません。

卒乳の時期

このテーマの中で、盛り上がったのが“世界の卒乳平均年齢”。皆さんはご存じでしょうか。世界での卒乳平均は・・・

卒乳の世界平均は4.2歳!

「4.2歳」なのです。育休後、1歳前後で卒乳するのがスタンダードだったママには、驚きの数値でした。実際に職場復帰後も母乳育児を続けていて、娘さんが4歳という参加者が「平均だったんだ~」とちょっとびっくりされていました。

長期母乳育児のメリット

長期母乳育児のメリット:特徴2.子供が病気にかりにくい

長期母乳育児のメリットは、赤ちゃんにとって最適栄養素である母乳を長く与えられること。
また、ママの持つ免疫物質、抗体を渡せるので、子どもが感染症にかかりにくいことはご存じの方も多いのではないでしょうか。

長期母乳育児のメリット:ママと子どもの心を支えるホルモン「オキシトシン」の効果について

さらに、母乳によって放出される「オキシトシン」という幸せホルモンの力で、ママ自身も幸福感や恍惚感を感じることができることも分かっています。職場復帰で久しぶりの仕事で感じるストレスも授乳によるオキシトシン放出で癒し効果も期待できます。

卒乳のためにできること

夜間授乳で睡眠時間を確保できない、というママには“セルフ飲み”をおすすめします。
1歳を過ぎたら、夜中は勝手に飲んでもらう。差し出さず拒まずの飲ませ方として、赤ちゃんがおっぱいを飲みたくなったら、ママの服をめくって飲むように仕向けていく方法ですね。
多くのお子様は9か月になると「セルフのみ」ができるようになるそうです。

卒乳のためにできること:仰向けで寝た状態のママのお乳を自分で吸う赤ちゃん

引用:さら助産院「母乳をやめようか迷っているママへ」

また、離乳食が始まったり、職場復帰して、授乳の回数が減ってきた時に、胸が張って困る時は適度にさく乳器を使うことも、ひとつのポイントです。徐々に回数を減らしたいという時期は、乳房の張りをとる程度のさく乳でかまいません。

電動さく乳器 ハンズフリー モニター募集

今回のセミナーでは「電動さく乳器 ハンズフリー」の使用モニターも同時募集しました。
セミナーで商品を紹介させていただいた際には、「在宅でパソコン仕事しながら、さく乳できちゃうかも」「この大きさなら、職場に持っていくのでもかさばらない」等、興味深々。
セミナー後、沢山の方のご応募いただきました。

さいごに 直井先生に直接質問コーナーを設けました

助産師さんに直接きけるのは貴重な場です。参加者の皆さんから、次から次へと質問が集まりました。
「夜間、胸の張りがつらいのだけど、赤ちゃん起こしてでも授乳した方が良い?」「3歳6ケ月の子でおっぱいが大好きで自分からやめるとは言いださなそう。将来、どうやったら卒業できるでしょうか」などなど、いろんなケースでの不安や悩みの声がきかれました。

先生の丁寧なお応えをきいて「安心して前向きに卒乳に向かえます」といった安心の声に変わっていく様子が本当にうれしく。

セミナーを開催できて良かったな、と心から感じました。

MIRAIS
育休コミュニティ「MIRAIS」 (ikukyu-mirais.com)

セミナー監修

コラム筆者アイコン
直井亜紀(助産師・べビケアセラピスト さら助産院院長)
「頑張る育児から楽しい育児へ」
ラクチンな姿勢の母乳育児・うたうベビマ・赤ちゃんが泣きやむ抱っこやおんぶ・産後の家庭訪問などなど、「ママの笑顔を増やしたい!」をモットーに活動中。今までに関わった人数は約50,000人。新生児から思春期の性教育まで、長い線で関わり続ける活動をしている。今までの活動を通して、東京新聞・読売新聞・朝日新聞・日経新聞・NHK・Yahooニュースなど、マスコミ掲載多数あり。内閣府特命担当大臣表彰「子供と家族若者応援団表彰」・母子保健奨励賞・内閣府家族の日優秀賞など受賞。著書は「思春期のわが子へ伝えたい性のこと」「わが子に伝えたいお母さんのための性教育入門」など。
本質行動学エッセンシャルマネジメントスクールフェロー。合気道初段。
さら助産院HPはこちら

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