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【2025年最新版】戌の日カレンダー 安産祈願|準備から当日の流れやマナーを解説 おすすめ神社10選

コラム

戌の日カレンダー_安産祈願_準備から当日の流れまで_おすすめ神社10選

皆さんは「戌の日(いぬのひ)」をご存知でしょうか。
「神社にお参りに行くらしいけど詳しいことはよくわからない」「いつ行けばいいのだろうか」「準備するものは」など疑問を持つ方も多いと思います。
そもそも戌の日とは、どんな意味があるのでしょうか。
今回はそんな疑問を持つ方のため、戌の日の安産祈願についてご紹介します。

戌の日(いぬのひ)とは?いつお参りするの?

戌の日とは、十二支の戌に当たる日です。
年と同じように日付にも干支があり、戌の日は12日に一度訪れます。
犬は多産で、お産が軽いことから、古くから安産の象徴とされてきました。
そのため、妊娠して5ヶ月目(妊娠16週目)の安定期に入った頃の戌の日に、神社で安産祈願を行うのが良いとされています。

2024年・2025年戌の日カレンダー

2024年、2025年戌の日をご紹介します。
赤文字は大安の戌の日となります。

  • 2024年の戌の日
    1月 11日(木)・23日(火)
    2月 4日(日)・16日(金)・28日(水)
    3月 11日(月)・23日(土)
    4月 4日(木)・16日(火)・28日(日)
    5月 10日(金)・22日(水)
    6月 3日(月)・15日(土)・27日(木)
    7月 9日(火)・21日(日)
    8月 2日(金)・14日(水)26日(月)
    9月 7日(土)・19日(木)
    10月 1日(火)・13日(日)・25日(金)
    11月 6日(水)・18日(月)・30日(土)
    12月 12日(木)・24日(火)
  • 2025年の戌の日
    1月 5日(日)17日(金)・29日(水)
    2月 10日(月)・22日(土)
    3月 6日(木)・18日(火)・30日(日)
    4月 11日(金)・23日(水)
    5月 5日(月)17日(土)・29日(木)
    6月 10日(火)・22日(日)
    7月 4日(金)・16日(水)・28日(月)
    8月 9日(土)・21日(木)
    9月 2日(火)14日(日)・26日(金)
    10月 8日(水)・20日(月)
    11月 1日(土)・13日(木)・25日(火)
    12月 7日(日)・19日(金)・31日(水)

腹帯とは?

腹帯とは?:腹帯をしている妊婦さん

腹帯(はらおび、ふくたい)とは妊娠5ヶ月頃から妊婦さんのお腹を支える為にお腹に巻く帯のことです。
日本では妊娠5ヶ月目にあたる最初の戌の日に安産を祈願して腹帯を巻く「帯祝い」という風習があります。
古くから使用されるのは岩田帯という長いさらしの帯ですが、現代では腹巻タイプやパンツタイプなど様々な腹帯(妊婦帯)が発売されており、安産祈願のため神社に行く際も妊婦さんが各々で選んだ腹帯を持参されることも多いようです。

当日までにチェック!事前準備

●いつ行くか決める

安産祈願に行く日を決めましょう。
妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に安産祈願をするのが一般的とされていますが、必ずしもこだわる必要はありません。
また、安産祈願は戌の日以外でも行われていますので、ご自身の体調やスケジュールと相談して都合の良い日を選んで行くのが一番良いでしょう。
特にいつまでに戌の日参りを終えなければいけないという決まりはないため、都合の良い日や思い入れのある日などを選ぶ方もいらっしゃいます。

●予約が必要な場合は予約する

神社によって予め予約が必要な所や当日受付のみの所などさまざまです。
戌の日と大安が重なる日、週末や七五三などは混雑が予想されるので、ホームページなどで調べておきましょう。

お参り当日の持ち物リスト

持ち物:初穂料のし袋

●腹帯

腹帯はご祈祷料に含まれている所、現地で買える所、持参が必要な所など神社によって異なりますので、こちらも調べておくと安心です。

●ご祈祷料(初穂料)

ご祈祷に対するお礼として、ご祈祷料(初穂料)を納めます。
初穂料の相場は5,000円から10,000円程です。
のし袋に入れ、水引きの上部に「初穂料」、下部に名前を書いて、当日社務所や受付で納めます。

●手提げバッグ

ご祈祷が終わったあとにお守りなどの授与品を頂ける神社もあるため、手提げバッグ(エコバッグ)を準備しておくと安心です。

服装のマナーは?

服装は?:ワンピースを着ている妊婦さん

無難な服装は、男性はスーツ、女性は落ち着いた色のワンピースなどが望ましいですが、カジュアルすぎなければ、正装でなくても大丈夫です。
特に妊婦さんは、あくまで体調を優先した体に負担のかからないラクな服装を選びましょう。
また、神社の境内は砂利など歩きづらい場合もあります。転ばないように歩きなれた靴がおすすめです。

◎妊婦さんにおすすめの服装
  • ・おなか周りを締め付けないラクなワンピース
  • ・ウェスト部分がゴムになっているボトムス
  • ・サンダルやスニーカーは避け、ヒールのないパンプスやスニーカーなど

男性も襟付きのシャツにジャケット、夏はポロシャツなどのきれいめなものであれば、問題ありません。

誰とお参りに行く?

安産祈願に誰と行くべきという決まりは特にありません。
両家のご両親と行かれる方、ご夫婦だけで行かれる方、お一人で行かれる方など様々です。
妊婦さんの体調が良くない場合は、代理でご家族の方が行く場合もあります。
妊婦さんの体とお腹の子が一番ですので、そこはこだわらずラクな気持ちで行いましょう。

戌の日参りをする神社を選ぶ3つのポイント

神社を選ぶポイント

<ポイント1>安産祈願の神社を選ぶ

戌の日参りでご祈祷を行う場合には、安産祈願のご利益を持つご祭神を奉っている神社を選ぶとよいでしょう。
また安産祈願にちなんだ縁起物やお守り、神社ならではの授与物などもあるところも。

<ポイント2>神社までのアクセスのしやすさ

戌の日参りをする妊娠して5ヶ月目(妊娠16週目)は安定期を迎える頃です。つわりなどが落ち着いて、控えていたお出かけを楽しめるようになってくる方も多いですよね。
ですが、妊娠中は何かトラブルが起こるか予想できないので、戌の日参りはなるべく妊婦の負担にならない、アクセスしやすい神社をおすすめします。
駅から近くても長い階段を上らないといけない神社なども中にはあります。事前に神社までの道のりを確認しておくと安心です◎

<ポイント3>ご祈祷の予約の有無

ご祈祷が予約制の神社もあります。当日に慌てないよう、HPまたは問い合わせて確認しましょう。
予約制のメリットとしては、待ち時間をおさえられ混雑を避けることができます。中には、1家族ごとにご祈祷をしてくださる神社もあります。
冬の時期はとくに、感染症のリスクも抑えられるので妊婦の方には選ぶポイントの一つとしてみてみてください。

当日の流れ

当日の流れ:安産祈願のお参りをしている夫婦

一般的な安産祈願の流れをご紹介します。

  • ① 社務所などで受付を済ませ、ご祈祷料(初穂料)を納めます。
  • ② 順番が呼ばれるまで待ちます。
  • ③ 順番が呼ばれたら祈祷の場所に向かい、ご祈祷を受けます。
    ご祈祷にかかる時間はだいたい10~30分程度です。
  • ④ ご祈祷が終わったらお祓いをした腹帯やお守りなどの授与品(神社によって異なります)をいただいて終わりとなります。

安産祈願で有名な神社10選

安産祈願で有名な神社10選:鶴岡八幡宮で参拝する人々

安産祈願で有名な神社をご紹介します!

▼【東京】水天宮

日本で一番有名な子授け・安産祈願にご利益があると言われている神社です。
戌の日は参拝者が多く訪れ、妊婦さん本人しか昇殿が許されないほど混雑しますので、体調の良い日にお出かけください。
HP:https://www.suitengu.or.jp/

▼【東京】鬼子母神堂

安産や育児の神様である鬼子母神を祀るお堂。
「子授け銀杏」といわれる樹齢700年以上を誇る大イチョウのご神木が有名です。
HP:https://www.kishimojin.jp/

▼【埼玉】鴻神社(こうじんじゃ)

安産の神様である祭神 スサノオノミコトを祀った神社。
昔この地にあった神様の木に卵を生んだコウノトリが、それを食べようとした大蛇を退治して大切な卵を守ったという『こうのとり伝説』があり、別名「こうのとり神社」とも呼ばれています。
HP:https://www.koujinja.or.jp/

▼【埼玉】香取神社

安産、子授けの神様として広く信仰されている美貌の女神、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られており、安産・子授け・初宮祈願の御神徳で有名な神社として知られています。
HP:https://katorijinja.com/

▼【埼玉】出雲大社 埼玉分院

宗祠は島根県にある出雲大社の埼玉分院です。
縁結びの神様として広く知られている大国主大神(だいこくさま)が祀られており、安産祈願や初宮参りでも有名な神社です。
HP:https://izumotaisha-saitama.com/

▼【神奈川】鶴岡八幡宮

古都鎌倉にあり、日本三大八幡宮のひとつとして知られています。
ご祭神である神功皇后は、母と子の守り神、安産成就の神様として信仰されています。
頼朝が妻の政子の安産を祈願した石「政子石」は、有名なご利益スポットです。
HP:https://www.hachimangu.or.jp/

▼【兵庫】中山寺

聖徳太子が創建したと伝えられている日本最古の観音霊場です。
明治天皇ご生母の中山一位局が「御鐘緒」と呼ばれる腹帯を授けられ平産であったことから、「明治天皇勅願所」として全国から子宝や安産を願う人が訪れるようになりました。
HP:https://www.nakayamadera.or.jp/

▼【京都】御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)

HP:https://gokounomiya.kyoto.jp/
安産や子育ての女神として知られる神功皇后が祀られています。
飲むと病が治るといわれる境内の「御香水」は名水百選に認定されています。

▼【福岡】宇美八幡宮

「安産信仰に関する伝説地」として、福岡県指定文化財に指定されています。
安産祈願後に「子安の石」を預かり、出産後のお宮参りで新しい石に子供の名前を書き元の石と共に納める風習も。
HP:http://www.umi-hachimangu.or.jp/

▼【鳥取】大神山神社

古来から神聖な場所として信仰されている鳥取県大山にある神社です。
神事で神官が履いたわらじの紐に安産のご利益があり、祈祷では紐入りのお守りを頂けます。
奥宮には700mもの階段があり、妊婦さんには大変危険なので安産祈願に訪れる際は本社へお参りください。
HP:http://www.oogamiyama.or.jp/

まとめ

今回は戌の日の安産祈願についてご紹介しました。
初めての場合、わからないことばかりで不安だと思いますが、戌の日の安産祈願は元々、母子ともに健康に出産できるようにできた、お祝いの風習です。
祝福されているんだなと、どうぞ安心した気持ちで安産祈願されてください。

親子くるむん

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