もうすぐお盆休みですね。お盆は盂蘭盆会(うらぼんえ)と呼ばれ、亡くなられた方やご先祖様があの世(浄土)からこの世に戻ってくるとされる期間です。
遠方のご実家に帰省される方も多いのではないでしょうか。連日のお泊りとなれば、いつも以上に準備することも多くバタバタすることでしょう。
幼児との外出は「想定外」がつきもの。この時期の子連れ帰省時に必要なものは?そんな悩みにお応えするべく、子連れ帰省の準備のポイントをまとめてみました!
必須の準備品
★母子手帳
□着替え(夏場は汗や外遊びなどで汚すことが多いので余分に準備)
□トレーニングパンツ・おむつ(渋滞などのトラブル時用)
□おしりふき、ウェットティッシュ(汗によるかぶれ予防にも)
□子ども用歯ブラシやシャンプーなどのアメニティ
□酔い止め、薬、救急セット
□水筒・ベビーマグ
□ベビー綿棒、常用している保湿剤やケアクリーム
□ビニール袋、ジップロック(汚れたものをいれます)
□使い捨てできるスタイ
□保冷剤や凍らせたお茶や水のペットボトル(暑さ対策)
※抱っこ紐やベビーカーのシートの間に入れるなど使えます。
□マスクなど感染症対策
あると良いもの
いつもと異なる環境では、いつもと違う出来事が起こるもの。思い出を記録するカメラやビデオ、子供の気をそらすおもちゃ、また、感染症対策として体調管理用に体温計はあると便利です。
□お絵描きセット(実家のおじいちゃんおばあちゃんのお土産にしても)
□移動中用のおにぎりやパンなどの軽食、お気に入りのおやつ
(暑さで腐りやすいものは避けて、小分けパックされていると便利で安心)
□体温計(非接触式が便利)
□おもちゃ、絵本
□抱っこ紐
□おじいちゃんおばあちゃん用に子供の写真(データ)
□おねしょシーツ(車内などでおむつ替えする時にあると重宝します)
□日傘・車用にサイドガラス用サンシェードなど
楽しい思い出にする為に荷物は最小限
ただでさえ子供との外出は大変ですよね。遠方への移動とお泊りを伴う帰省は、この時期の暑さもあいまって大変さは倍増。できるだけ必要最低限の荷物をまとめ「準備しない」も意識してコンパクトな手荷物で余裕をつくりましょう。
消耗品や大きくてかさばる荷物や重いものはできれば、帰省先で用意しましょう。
現地で準備したいもの
現地で入できるもの、持ち歩くには大変な大きなものや重いもの、消費期限があるものなどは思い切って現地で購入しましょう。特に移動時には使わないもの、帰省先で主に使うものは帰省先で準備しておくことをおすすめします。
- おむつ(帰省先で使用する分)
- 現地での食事
- 現地でのおやつ、お菓子
- 子供用便座
- バスタオルやタオル
- 大人のアメニティ類
- 子ども用マグ
- 子ども用お箸、スプーン、フォーク
- ベビーカー
- 着脱式のテーブル椅子
現地での食事やおむつ、汚れ物は現地調達してそのまま使い現地捨てが楽な場合も。疲れて帰ってきた後に洗い物や片付けということも考え、使い捨てグッズも活用すると良いですね。代用のきかないものを最低限用意し、「準備しなくて済む」ものはないかチェックリストを見ながら準備していきましょう。
最後に
準備をすることはとても重要ですが、お箸やフォーク、スプーンなどのカトラリーは使用する頻度が高いので、実家用にもう1セット購入しておくのも一つの手です。逆に、保険証や母子手帳と同様に「想い」も替えがきかないものです。一度しかない小さなお子様と過ごす大切な時間。楽しむ気持ち、心の余裕をつくることがきっと一番大切な準備なのかもしれませんね。
ご実家でお墓詣りをされるご家族は、ぜひお子様にお盆の由来や行事をお話してあげるのも良いでしょう。まだ難しいことは分からないかもしれません。それでも、おじいちゃんやおばあちゃんのそのまたおじいちゃんおばあちゃんに、ごあいさつする期間だよと伝えたり。迎え火でお迎えして、送り火でまた送っていくお話。きゅうりの作った馬(精霊馬)、なすで作った牛(精霊)の役割など、みんなでお話しする経験は、きっとお子さまの良い想い出になるでしょう。