【専門家解説】秋の花粉症に悩むママ・パパへ─薬に頼らないやさしいケア

なんだか鼻がムズムズ…ズルズル　春や秋に訪れる花粉症。花粉症は大人だけでなく子どももなることも…
今回は、一般社団法人歯並び育児協会®の歯科衛生士伊川あかり先生に体の中から整える今日から親子でできる花粉症対策について、教えていただきました。

• <目次>
• 花粉症の季節、薬だけに頼らない“体の中から整える”という選択
• 花粉症シーズン、親子でつらい季節
• 腸から整える花粉症ケア
• エジソンママの米ぬかチャージ：玄米由来のスーパーフード
• お米だから叶うやさしさ：我が家の工夫
• まとめ

花粉症の季節、薬だけに頼らない“体の中から整える”という選択

春や秋になると、くしゃみや鼻水、目のかゆみ。夜眠れなくてかわいそう、薬を飲ませてもすっきりしない。そんなお悩みを抱えるママも多いのではないでしょうか。
この“鼻づまり”は、体のバランスが崩れているサインかもしれません。最近は、花粉症や鼻炎などのアレルギー症状を訴えるお子さんが増えています。厚生労働省の報告によると、花粉症の有病率はこの20年で約2倍に増加。1998年には19.6％だったのが、2019年には42.5％にまで上がっています。
その背景には、食生活の変化や腸内環境の乱れ、住環境の密閉化、ストレスなど、“体の中と外”の両面からのバランス崩れが関係しているといわれています。

花粉症シーズン、親子でつらい季節

私も、かつては息子の鼻づまりに悩む一人でした。夜は苦しそうに眠り、朝は機嫌が悪く、薬を飲ませても変わらない。「どうしてうちの子だけ…？」と、正直つらくなる時期もありました。当時は、花粉症＝外からの刺激に反応しているだけ、と思っていたんです。でも、学びを重ねるうちに、体の内側（腸）を整えることが根本ケアになると知りました。食事を見直し、パンやお菓子を少し控えて、お米や発酵食品を中心にしたところ、少しずつ鼻水の回数が減っていきました。「あれ？薬を飲ませる回数が減ってる…！」そんな小さな変化が、私にとって大きな希望になりました。

食でできるサポート：腸から整える花粉症ケア

花粉症やアレルギーには、腸の元気が深く関係しています。腸には体全体の免疫細胞の約7割が集まっており、腸内環境が乱れると、アレルギー反応が起きやすくなることが知られています。

花粉症シーズンに意識したい食のポイントは、次の3つです。

甘いお菓子や加工食品を控える

発酵食品（みそ・ぬか漬け・納豆など）を取り入れる

腸にやさしい“お米中心の食事”に切り替える

エジソンママの「米ぬかチャージ」：玄米由来のスーパーフード

そんな「腸から整える」サポートとしておすすめなのが、エジソンママの『米ぬかチャージ』

米ぬかチャージ

玄米の外側にある“ぬか”には、ビタミンB群・ミネラル・食物繊維など、腸や肌、免疫を支える栄養がたっぷり含まれています。朝ごはんやおやつ、みそ汁に混ぜてもOK。お米由来だからこそ、アレルギーの心配も少なく、安心して続けやすいのが魅力です。
【息子に食べさせてみたところ、ほんのり甘くて子どもも食べやすい味でした！】「これおいしいね」と笑顔で食べてくれて、クセがなく忙しい朝でもサッと混ぜられるのが助かります。
花粉症やアレルギーの季節は、どうしてもママの工夫が試される時期。でも、“特別なこと”をするよりも、毎日の食の中に小さな工夫を加えることで、少しずつ体のバランスを整えていけます。

お米だから叶うやさしさ：我が家の工夫

我が家でも、花粉症の季節には“お米中心”を意識しています。小麦や乳製品を控えるようにすると、鼻づまりが軽くなる日が増えました。
たとえば、小腹がすいたときは‥

「くちどけおこめぼー」

朝の支度でバタバタする日は‥

「おこめのたべりんぐうどん」

どちらもお米とお水だけで作られていて、 小麦や卵を控えたいお子さんにもやさしく、 「今日も安心して食べられる」と思える存在です。忙しい日々の中で、“手軽にできるやさしい選択肢”があることは、ママにとっても心強いですよね。

まとめ：花粉症は、体からのサインに気づくチャンス

花粉症や鼻炎は、薬で抑えるだけではなく、“なぜそうなっているのか”を見直すきっかけにもなります。食べること、呼吸すること、眠ること。どれもが、お子さんの体を整える大切な習慣です。ママ・パパの小さな気づきと工夫が、お子さんの「ラクな秋」と「健やかな成長」につながっていきます。