
離乳食が始まると作ったり準備したり…離乳食づくり大変…と悩むことありませんか?そのようなお悩みを解決!頑張りすぎなくてもよい!今回は管理栄養士の瀬戸アオイ先生に離乳食づくりを楽にする時短アイデアとストック術について教えていただきました。

- 瀬戸 アオイ先生病態栄養専門管理栄養士/管理栄養士
- 特定保健指導や食育に携わり、家庭や子育て世代に向けてわかりやすく実践的な栄養情報を発信中。健康と食の橋渡し役。
瀬戸アオイ
先生- 赤ちゃんの離乳食づくり、毎日大変だなと感じていませんか?「昨日は食べたのに、今日は食べない」「作っても残される」「下ごしらえに時間がかかって自分の食事がおろそかになる」…そんな悩みを多くのママ・パパから聞きます。
でも実は、ちょっとした工夫と便利グッズを取り入れるだけで、離乳食づくりはグンとラクになるんです。今回は、忙しいご家庭に役立つ時短アイデア・ストック術・おすすめアイテムをご紹介します。
離乳食づくりの大変さ
離乳食は、赤ちゃんが母乳やミルクから食事へ移行する大切なステップ。でも、調理には細かい工夫が必要で、初めての方は特に「手間がかかる」と感じやすいものです。
- ・食材をやわらかく煮る
- ・すりつぶす、刻む
- ・赤ちゃんの月齢に合わせた大きさや固さにする
さらに、作った後に「ちょっとしか食べなかった…」となると、疲れやすくモチベーションも下がってしまいますよね。

時短のカギは“ストック術”にあり
そこでおすすめなのが「ストック(作り置き)」です。まとめて調理して冷凍しておけば、毎回ゼロから作る必要がなくなります。
冷凍ストックのメリット
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調理の手間をまとめて短縮できる
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食べたい時にすぐ準備できる<
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油栄養をムダなく取り入れられる
例えば、にんじん・ほうれん草・かぼちゃなどはやわらかく茹でてペースト状にし、小分け冷凍しておけば便利。ごはんやおかゆも、小さく分けて冷凍しておくと、サッと解凍して使えます。
栄養を守る冷凍のコツ
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粗熱を取ってから冷凍
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空気に触れにくく保存する
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解凍は電子レンジや湯せんでスピーディ
これらを意識することで、味や栄養を損なわずに保存できます。

調理グッズでさらに時短
ストック術にプラスして、便利な調理グッズを取り入れるとさらに時短につながります。
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ミキサー・フードプロセッサー
茹でた野菜を一気にペーストにできるので、すり鉢でゴリゴリするより断然ラク。
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シリコンスチーマー
電子レンジで野菜をふんわり加熱。洗い物も少なく済みます。
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調理バサミ
ゆでうどんや野菜を細かく刻むのに便利。まな板いらずで時短に。
こうした道具は「時短=手抜き」ではなく、「効率よく美味しいものを作る」ための味方になります。

フリージングトレイの活用術
離乳食を冷凍する際に特に便利なのが「フリージングトレイ」です。氷を作るように、少量ずつ小分けして保存できるので、赤ちゃんの食べる量に合わせて無駄なく使えます。
月齢別の使い方
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初期(5〜6か月)
ペースト状の野菜やおかゆを1さじ分ずつ冷凍
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空気に触れにくく保存する
少し粒感を残したペーストや刻み野菜を保存
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解凍は電子レンジや湯せんでスピーディに
やわらかく煮た食材をキューブ状にして保存
必要な分だけ取り出して解凍できるので、忙しい朝や外出前にも大活躍です。

おすすめアイテム紹介
ここでぜひ紹介したいのが、

●ペコッと小分けパック Mサイズ
このアイテムは、離乳食づくりのストックにぴったり。
商品特徴
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食べたい分だけ使えるから無駄がない
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初期〜後期まで長く使える
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離乳食後も大人の下ごしらえやお弁当用食材保存に活用可能
冷凍保存したおかゆや野菜ペーストを、必要な分だけ“ペコッ”と取り出せるのは、忙しい親にとって大きな助けになります。
瀬戸アオイ
先生-
とにかく取り出しやすい!!
容器が柔らかく、凍った食材を裏側から押すだけ。力を入れず、簡単に1つずつ取り外すことができます。現在、5ヶ月の娘の離乳食のストック作りに大変重宝しています。
まとめ
離乳食づくりは「毎日の負担」になりがちですが、
- ・作り置き(ストック術)煮る
- ・調理グッズの活用
- ・フリージングトレイの利用
この3つを意識すれば、驚くほどラクになります。
そして、その実践をサポートしてくれるのが
赤ちゃんに安心して美味しい食事を届けながら、ママ・パパの心の余裕も生まれます。“食べる楽しみ”を大切にしながら、無理なく続けられる離乳食づくりを一緒に工夫していきましょう。

